同じマンション内・隣の部屋への引越しはいくら?階違い・棟違いの相場と注意点
「同じマンションの3階から5階へ」「隣の棟の広い部屋へ」——お子さんの誕生や在宅ワークで、同じマンション内での住み替えをする方は意外と多くいらっしゃいます。そこで気になるのが料金です。「トラックで運ばないのだから、タダみたいなものでは?」と思いきや、見積もりを取ると普通の引越しとあまり変わらない金額が出てきて驚いた、というご相談をよくいただきます。
このページでは、同じマンション内・同じ敷地内の引越しについて、料金がどう決まるのか、どこを工夫すれば安くなるのか、見落としがちな手続きや届け出まで、順番に解説します。
同じマンション内の引越しでも料金がかかる理由
引越し料金は「距離」だけで決まるものではありません。大きく分けると、次の3つの掛け算で決まります。
- 人手:作業スタッフが何人必要か
- 時間:搬出・搬入に何時間かかるか
- 車両・距離:トラックの大きさと移動距離
同じマンション内の引越しでは、3つ目の「車両・距離」はほぼゼロになります。しかし、1つ目と2つ目はまったく減りません。冷蔵庫や洗濯機、ベッド、ソファを部屋から出して、廊下やエレベーターを通り、別の部屋へ入れて設置する——この作業量は、移動先が隣の部屋でも隣の市でも同じです。
むしろ、トラックに積んでしまえば一度で済むところを、台車で何往復もする分だけ時間がかかるケースもあります。階段しかない棟をまたぐ移動や、エレベーターが小さくて大型家具が入らない場合はなおさらです。
つまり「距離ゼロだから激安」にはなりませんが、トラック代と移動時間の分は確実に安くできるのが同一マンション内引越しです。ここを踏まえて、どこを業者に任せてどこを自分でやるかを考えるのが、いちばん賢い進め方です。
管理会社への届け出と共用部の養生を忘れずに
意外と見落としがちなのが、マンション側への連絡です。同じ建物内の移動でも、退去する部屋と入居する部屋それぞれで契約・手続きが発生しますし、共用部を使って家財を運ぶ以上、通常の引越しと同じ扱いになります。
- 管理会社・管理組合への届け出:多くのマンションでは引越し作業の日時を事前に届け出るルールがあります。エレベーターの使用予約が必要な物件もあります
- 共用部の養生(ようじょう=傷防止の保護材):廊下・エレベーター・エントランスにマットやパネルを張る作業です。自力で運んで壁を傷つけると、修繕費を請求されることがあります
- 作業時間帯の制限:「引越し作業は平日の9時〜17時のみ」といった規約がある物件もあります
業者に依頼すれば養生は作業に含まれるのが一般的ですが、自力で運ぶ場合は養生も自己責任になります。「距離が近いから」と毛布も敷かずにベッドを引きずって、共用廊下の床を傷つけてしまった——というのは、同一マンション内引越しで実際に起こりがちな失敗です。
自分で運べるもの・プロに任せるべきもの
同じマンション内の引越しの最大のメリットは、「少しずつ自分で運べる」ことです。退去日と入居日に余裕があれば、段ボールに詰めた小物は毎日少しずつ台車で運べます。ここを自分でやるだけで、業者に頼む作業量はぐっと減ります。
おすすめの分担はこうです。
- 自分で運ぶ:段ボール、衣類、本、食器(割れ物は少量ずつ)、小型の家電、観葉植物
- プロに任せる:冷蔵庫、洗濯機(設置・接続あり)、ベッド・マットレス、ソファ、食器棚、タンス、大型テレビ
大型の家具家電をプロに任せるべき理由は、単に重いからではありません。冷蔵庫は中身を抜いて前日から準備が必要ですし、洗濯機は水抜きと給排水の接続、ドラム式なら輸送用ボルトの固定が要ります。ベッドは解体・組み立てが必要な型も多く、素人が廊下の角で無理に回すと壁も家具も傷つきます。大型家具の運び方の基本は、別の記事「大型家具の運搬」でも詳しく解説しています。
「大物だけ数点」であれば、引越し一式のプランではなく、家具の移動・運搬サービスとして頼むほうが安く済むことが多いです。Hold handsでは家具移動を4,980円〜で承っており、同一建物内の移動はまさにこのサービスの得意分野です。
住所・ライフラインの手続きは必要?
「建物が同じなら手続きも不要では?」と思われがちですが、部屋番号が変わる=住所が変わるので、通常の引越しとほぼ同じ手続きが必要です。
- 役所:同一市区町村内の転居届(福岡市なら住んでいる区の区役所へ)
- 電気・ガス・水道:旧居の停止と新居の開始。同じ建物でも部屋ごとの契約なので、連絡しないと旧居の基本料金を払い続けることになります
- インターネット:部屋番号変更の手続き。工事が必要な場合は日程に余裕を
- 郵便の転送、運転免許証・銀行・カード類の住所変更
ガスの開栓には立ち会いが必要な点も通常の引越しと同じです。手続きの全体像と順番は「引越しのライフライン手続き」に一覧でまとめていますので、あわせてご覧ください。
なお、大物の運搬をどこに頼むか迷ったら、まずは荷物の写真を送ってみるのが早道です。LINEで写真を送るだけの無料見積もりなら、運んでほしい家具・家電を撮って送るだけで、同一マンション内の移動としての概算をお返しします。訪問見積もりの日程調整も不要です。
不用品を「ついで処分」して新居に持ち込まない
同じマンション内の引越しは、荷物を全部そのまま横に動かせてしまうぶん、「いらない物まで新居に持ち込みやすい」という落とし穴があります。距離のある引越しなら「これ、運ぶほどのものかな」と考えるきっかけがあるのですが、隣の部屋ならつい全部運んでしまいがちです。
広い部屋への住み替えでも、収納は無限ではありません。この機会に見直したいのは次のような物です。
- 買い替え予定の古い家電(新居に新しい物を入れるなら、古い方は運ばず処分)
- 子どもが使わなくなったベビー用品・おもちゃ
- 何年も開けていない段ボール・使っていない客用布団
- 新居のサイズや雰囲気に合わない家具
引越し作業と同じ日に不用品の搬出をまとめると、運ぶ量が減って引越し自体も安く・早く終わるので一石二鳥です。Hold handsでは、運搬と不用品の引き取りを同日にまとめて対応できます。買取できる品物は古物商として査定し、処分が必要な品は許可を持つ提携業者と連携して適正に対応しますので、「運ぶ物」と「手放す物」を仕分けるだけで大丈夫です。
見積もりの取り方——間取りと家具リストだけでOK
同一マンション内の引越しは、業者にとっても条件がシンプルです。見積もりに必要な情報は、実はこれだけです。
- 移動元と移動先の部屋:階数、エレベーターの有無・サイズ、棟が違う場合はその旨
- 運んでほしい大物のリスト:冷蔵庫(何ドアか)、洗濯機(縦型かドラム式か)、ベッド(シングルかダブルか)など
- 希望日:エレベーター予約や規約の時間制限があればそれも
電話で口頭で伝えるより、家具・家電の写真を撮って送るのが正確で早いです。写真ならサイズ感も型も一目で伝わり、「当日行ってみたら想定より大きくて追加料金」というすれ違いを防げます。
また、繁忙期(3〜4月)はどの業者も予約が埋まりやすく料金も上がります。同一マンション内の引越しは日程の自由度が高いことが多いので、時期をずらせるならずらすのも節約のコツです。単身の引越し料金の考え方は「単身引越しの料金と進め方」でも解説しています。
福岡市内ならHold handsにご相談ください
Hold hands合同会社は、福岡県を中心に九州全域・山口県で、引越し・家財運搬・不用品回収を行っている会社です。同じマンション内・同じ敷地内の移動のような「トラックはほぼいらないけれど人手が必要」な案件こそ、地域の小回りのきく業者の出番です。
- 家具移動 4,980円〜:大物数点だけの同一建物内移動に
- 軽トラパック 14,800円〜:不用品の処分をまとめて頼みたい場合に
- 共用部の養生、洗濯機の水抜き・設置、ベッドの解体・組み立てにも対応します
- 管理会社への届け出に必要な作業時間の目安も、見積もり時にお伝えします
「隣の部屋だけど、冷蔵庫とベッドだけ頼みたい」「棟違いで階段しかない」——そんなご相談も大歓迎です。まずはLINEで写真を送るだけの無料見積もりから、運んでほしい物の写真と「同じマンション内の◯階から◯階へ」の一言をお送りください。当日中に概算をお返しします。