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遺品整理2026年5月21日・ 約7分で読めます

相続した実家|「片付けてから売る」vs「そのまま売る」福岡の本音比較

親御様の相続で実家を引き継ぐと、必ず突き当たるのが 「片付けてから売るか、そのまま売るか」という選択です。

福岡で遺品整理・引越しを営む弊社にも、不動産会社様経由で「どちらが得か相談したい」というご家族のお問い合わせが増えています。本記事では、不動産・遺品整理の両現場を見てきた立場で、本音の比較をお伝えします。

結論:物件タイプで答えが変わる

一律に「こっちが得」とは言えません。ざっくり指針は:

  • 築40年超の戸建て・郊外立地 → そのまま売る方が有利なことが多い
  • 築20年以内のマンション・好立地戸建て → 片付けて売る方が高く売れる
  • 建物を解体して土地として売る → 中身は必ず空にする必要あり(売却前提解体)

以下、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきます。

選択肢A:そのまま売る(現況渡し)

家財・遺品をそのまま残した状態で、不動産会社に売却を依頼する方法です。「現況渡し」または「現状有姿売買」と呼ばれます。

メリット

  • 遺品整理費用がかからない(戸建て3LDKで20〜35万円の節約)
  • 遠方在住でも動かなくて済む(現地に何度も通う負担なし)
  • 解体前提の買主なら中身は気にされない
  • 意思決定が早い(売却まで2〜3ヶ月で完結することも)

デメリット

  • 売却価格が10〜30%下がる(買主が「処分費」を価格交渉に使う)
  • 買主層が狭くなる(一般のファミリー層が敬遠する)
  • 仏壇・位牌・写真も一緒に処分される(後で後悔するご家族多い)
  • 不動産会社が嫌がるケースあり(媒介を引き受けてもらえないことも)

こんな方に向く

  • 築40年超で買主が「解体前提」を想定するエリアの戸建て
  • 相続人が遠方在住で、現地に何度も通うのが難しい
  • とにかく早く現金化したい(相続税納付期限が迫っている等)
  • 形見・思い出の品は事前にご家族で持ち出し済み

選択肢B:片付けてから売る(クリーニング後売却)

遺品整理業者に依頼して家財を空にし、できれば室内ハウスクリーニングまで済ませてから売却に出す方法です。

メリット

  • 売却価格が10〜20%上がる(買主の「処分費分」値引きが消える)
  • 買主層が広がる(ファミリー層・実需層も内見してくれる)
  • 内見の印象が劇的に変わる(写真映え・成約率アップ)
  • 形見・写真をご家族で選別できる(後悔が残らない)
  • 大手不動産仲介に媒介を出しやすい(広告露出も増える)

デメリット

  • 遺品整理費用が先行発生(戸建て3LDKで20〜35万円)
  • 売却まで時間がかかる(整理+クリーニング+売り出しで3〜6ヶ月)
  • 売れ残ると整理費用が回収できない

こんな方に向く

  • 築20年以内のマンション・築浅戸建て
  • 都心・好立地で実需買主が見込める物件
  • 遺品の中に形見・思い出の品が多い
  • 売却を急がず、適正価格で時間をかけて売りたい

手取り額シミュレーション|福岡市内のケース

福岡市南区・築25年・3LDKマンション(査定価格2,000万円相当)を例に比較します。

パターンA:そのまま売る

  • 売却価格:1,700万円(15%値引き)
  • 遺品整理費:0円
  • 仲介手数料:約63万円
  • 手取り:約1,637万円

パターンB:片付けてから売る

  • 売却価格:2,000万円(査定価格通り)
  • 遺品整理+ハウスクリーニング費:約35万円
  • 仲介手数料:約72万円
  • 手取り:約1,893万円

この例では、片付けてから売る方が約256万円手取りが多くなる計算です。築浅・立地の良い物件ほど、この差は広がります。

意外と知られていない|古物商業者の買取で整理費が下がる

遺品整理業者の中には、古物商の許可を持っている業者がいます。家具・家電・骨董品などの中で買取可能な品物を査定し、その分を整理費から差し引きます。

Hold hands合同会社も古物商許可(福岡県公安委員会 第901032410126号)を保有しており、整理時に買取査定をワンストップで行います。状態のいい家具・家電が残っている戸建てだと、整理費が実質3〜5万円安くなることもあります。

詳しくは「福岡市の遺品整理 料金相場」もご覧ください。

不動産会社選びの3つの判断軸

1. 遺品整理業者と連携している会社を選ぶ

相続案件に強い不動産会社は、地元の遺品整理業者と提携しています。「片付けと売却を同時に進めたい」と伝えれば、信頼できる業者を紹介してくれます。

2. 現地査定で「処分費分の値引き」を必ず確認

現況渡しで売る場合、不動産会社は「買主が処分費分を値引き要求する想定額」を予め査定に織り込みます。この金額を確認することで、自分で片付けた方が得かが見えてきます。

3. 「相続専門」を謳う会社は要注意

「相続専門」を謳う一部の業者は、提携業者からマージンを取るビジネスモデルがあります。整理費が市場相場より2割増しになっているケースもあるので、必ず複数社に相見積もりを取ってください。

遠方在住の方への現実的な動き方

東京・大阪在住で福岡の実家を相続した方は、以下の手順で動けます:

  1. 福岡の不動産会社1〜2社に現地査定依頼(オンライン面談で完結)
  2. 遺品整理業者に現地お見積もり依頼(鍵を不動産会社経由で渡す)
  3. 形見の品リストを業者に共有(写真・手紙等は別途送付してもらう)
  4. 整理作業はリモートで進行(作業前後の写真を送付してもらう)
  5. 整理完了後、不動産会社が売却活動開始

弊社では、遠方ご家族向けに作業前後の写真送付・買取査定リストの送付を標準で行っています。福岡まで来なくても、整理から売却までを進められる体制です。

解体して土地で売る場合は別判断

築古戸建てで「建物解体して更地で売る」場合は、家財整理は必須です。解体業者は家財を撤去しないため、整理→解体→売却の順になります。

解体費用の目安は、福岡市内の木造30坪戸建てで120〜180万円。整理費用と合わせて200万円前後の先行投資になるので、土地売却見込み額との差額を慎重に試算してください。

詳しくは「実家じまい 3つの選択肢」もあわせてご覧ください。

Hold hands合同会社の不動産連携

Hold hands合同会社は、福岡市内の複数の不動産会社様と提携し、相続物件の整理→売却までのワンストップ対応を行っています。

古物商許可を保有しており、買取可能な家財は査定→整理費から差し引きます。遠方ご家族向けのリモート進行・写真送付対応も標準サービスです。

「片付けと売却どちらを先にすべきか分からない」段階でのご相談から承ります。お見積もりは無料、内訳明示でお伝えします。

お問い合わせ・無料お見積もり
お電話:070-8522-3353
公式LINE:友だち追加はこちら(24時間受付)
営業時間:9:00〜18:00(年中無休)/電話は営業時間内・LINEは24時間受付
対応エリア:福岡県を中心に九州全域・山口県
※ Hold hands合同会社の保有許可:古物商許可(福岡県公安委員会 第901032410126号)/貨物軽自動車運送事業。一般廃棄物の収集・運搬・処分は、許可を持つ提携業者と連携して対応いたします。
※ 本記事の手取り額シミュレーションは弊社現場ケースに基づく目安です。実際の売却価格・整理費用は物件状況により異なります。
遺品整理専門サイトも運営しております:fukuoka-ihinseiri.com